| ディック・カーサルによって設計、開発された「フリーダム・アームズ・454カーサル・マグナム」が市場へ姿を現わしたのは1985年、以来、近年で最も注目を集めた拳銃の一丁といえよう。「454カーサル・マグナム」の実包が「44マグナム」の大よそ倍近い威力を誇るため、当然ながら堅牢さでは郡を抜いているばかりか、ワイオミング州「フリーダム・アームズ社」における厳しい品質管理下で生産される本銃の水準は現在最高だ。 |
| 同モデルは454マグナム・タイプの他、44マグナム・タイプおよび45コルト・タイプの2種が、また銃身長も4 3/4、6、7 1/2、10インチの4種が市販されている。品質同様、値段が1,100ドル以上と高価格なため、一般には馴染みにくかったのをカバーするため、3年後からは約300ドル安い「フィールド・グレード」がラインアップに加えられた。 |
| 廉価版の登場で「プレミア・グレード」と呼ばれるようになったオリジナル・モデルより、「フィールド・グレード」は安い分だけ簡素化されているにも拘らず、なお抜群の性能だ。「プレミア・グレード」の艶を抑えて研きあげた仕上げに対して、「フィールド・グレード」の完全な艶消し及びリアー・サイトとグリップのみが外見で異なる。共に超硬質の17-4ステンレスを使用している点は変わりない。
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| アンクル・マイクズ社サイドキック・ヒップホルスター。 |