S&W・モデル459 Smith & Wesson Model 459 | |
|
アメリカの軍用拳銃は1911年、コルト社の自動拳銃が制式採用と決まり、第一、第二両大戦に使用されたので、リボルバー専門のS&W社は大きく水をあけられた。しかし、第二次大戦終了まもなくNATO軍事同盟が組織され、各国共通の口径、弾薬を使用することになった結果、7.62ミリ径がライフル銃、9ミリ径が自動拳銃用として決定したのである。そこでS&W社はさっそく9ミリ口径の自動拳銃開発に着手、完成したのが「モデル39」だ。 | |
「モデル459」は「モデル39」の発展型であり、他に「モデル59、439、559、52」等、豊富な機種が揃っている。なお米軍はまだ採用してないが、アメリカで生産されたダブル・アクション自動拳銃でもっとも成功した拳銃といわれており、自由主義諸国から注目されている。 | |
パックマイヤー社カスタム・グリップ。アンクル・マイクズ社サイドキック・ショルダーホルスター(左脇に本銃、右脇に14発入り予備弾倉2本を各収納)。 |