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ハリウッド・ベスト10

(2016年10月)



1位:
この映画のオフィシャル・サイト
"The Magnificent Seven"(ソニー)映画評はここをクリックして下さい     ウェスタン
イーサン・ホーク、クリス・プラット、
ピーター・サースガード、デンゼル・ワシントン主演

週末興業成績/総売上:   3,470万ドル/3,470万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 3,674館/1週間
 
2位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Storks"(ワーナーブラザーズ)        アニメ
邦題: 「コウノトリ大作戦!
アンディ・サムバーグ、ジェニファー・アニストン、
タイ・バーレル、ケルシー・グラマー(声優)

週末興業成績/総売上:   2,131万ドル/2,131万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 3,922館/1週間
 
3位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Sully"(フォーカス)                ドラマ
邦題: 「ハドソン川の奇跡
トム・ハンクス、アーロン・エッカート、
ローラ・リニー主演

週末興業成績/総売上:   1,354万ドル/9,210万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 3,955館/3週間
 
4位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Bridget Jones's Baby"(ユニバーサル)   コメディー
邦題: 「ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後の
モテ期

レニー・ゼルウィガー、コリン・ファース、
パトリック・デンプシー、エマ・トンプソン主演

週末興業成績/総売上:    466万ドル/1,659万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 2,930館/2週間
 
5位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Snowden"(オープン・ロード・フィルムズ)   スリラー
邦題: 「シチズンフォース スノーデンの暴露
ジョセフ・ゴードン=レヴィット、シェイリーン・ウッドリー、
メリッサ・レオ、ザカリー・クイント主演

週末興業成績/総売上:    406万ドル/1,505万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 2,443館/2週間
 
6位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Blair Witch"(ライオンズゲート)         ホラー
ヴァロリー・カリー、ジェームズ・アレン・マキューン、
ウェス・ロビンソン主演

週末興業成績/総売上:    405万ドル/1,623万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 3,121館/2週間
 
7位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Don't Breathe"(ソニー/スクリーンジェムズ)ホラー
スティーヴン・ラング、ジェーン・レヴィ、
ディラン・ミネット主演

週末興業成績/総売上:    377万ドル/8,108万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 2,438館/5週間
 
8位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Suicide Squad"(ワーナーブラザーズ)映画評はここをクリックして下さい   アクション
ウィル・スミス、マーゴット・ロビー、
ジャレッド・レトー、ジェイ・コートニー、
カーラ・デルヴィーニュ、ヴィオラ・デイヴィス主演

週末興業成績/総売上:    311万ドル/31,813万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 2,172館/8週間
 
9位:
この映画のオフィシャル・サイト
"When the Bough Breaks"(ライオンズゲート) ドラマ
モリス・チェスナット、レジーナ・ホール主演

週末興業成績/総売上:    252万ドル/2,663万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 1,444館/3週間
 
10位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Kubo and the Two Strings"(フォーカス)   アニメ
マシュー・マコノヒー、シャーリーズ・セロン、
ルーニー・マーラ、レイフ・ファインズ(声優)

週末興業成績/総売上:    112万ドル/4,598万ドル
劇場数/現在までの上映期間:  1,209館/6週間



お先に失礼!

日本公開に先がけ、「ハリウッド最前線」
がお届けする、いま話題の映画レポート


 
The Magnificent Seven
マグニフィセント・セブン

画像による索引
いうまでもなく、黒澤明監督作「七人の侍(1954年)」のハリウッド・リメイク版「荒野の七人(1960年)」の、そのまたリメイク版である。監督のアントワーン・フークアは、かつての監督作「トレーニング・デイ(2001年)」で主演したデンゼル・ワシントンとイーサン・ホークを本作でも起用し、冒頭から最後のクライマックスへとストーリーを盛り上げてゆく。(ローズ・クリークという)小さな田舎町の百姓が係わるという基本的なプロットは変わらない。悪漢バーソロミュー・ボーグ(ピーター・サースガード)によって牛耳られ、絶望を感じながら生きているローズ・クリークの人々。住民の一人であるエマ・カレン(ヘイリー・ベネット)は、賞金稼ぎのサム・チソルム(ワシントン)、ギャンブラーのジョシュ・ファラデイ(クリス・プラット)、銃の達人グッドナイト・ロビシェー(ホーク)、流れ者といった7人の男を雇い、ボーグの手から町を救い出すよう頼む。金のためと割り切って戦いへ身を投じるチソルム達だったが・・・・・・ストーリーは実際に映画をご覧いただくとして、7人のリーダーであるチソルムが黒人というのは、時代考証の上でやや無理があるものの、それはこの際目をつぶろう。また、彼とファラデイやロビシェー以外、残る4人のライナップというのがまたカラフルで、マヌエル・ガルシア=ルルフォ演じるメキシコ人、イ・ビョンホン演じるアジア人、マーティン・センスマイヤー演じる弓の名手であるアメリカン・インデアン、ヴィンセント・ドノフリオ演じるマウンテンマンといった具合だ。ただ、国際市場でのマーケッティングを意識しすぎているような気もする。その結果、わけありそうなロビシェー(オリジナルではロバート・ボーンが演じた役)を除くそれぞれのキャラクターは、あまり個性が感じられない。結局、凝りすぎてオリジナルの良さを殺してしまった部分はありそうだ。もっとも、これだけの俳優が顔を並べているだけでも一見の価値はある。先月(9月)23日に全米公開されたばかりでトップ10の第1位へ入った「マグニフィセント・セブン」、日本公開は残念ながら年明け(2017年1月27日)までお預けだ。



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(2016年10月)

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