お先に失礼!
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ハリウッド・ベスト10

(2017年3月)



1位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Get Out"(ユニバーサル)           ホラー
ダニエル・カルーヤ、アリソン・ウィリアムズ、
キャサリン・キーナー、ブラッドリー・ウィットフォード主演

週末興業成績/総売上:   3,338万ドル/3,338万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 2,781館/1週間
 
2位:
この映画のオフィシャル・サイト
"The LEGO Batman Movie"(ワーナーブラザーズ)
ウィル・アーネット、マライア・キャリー、    アニメ
マイケル・セラ、ロザリオ・ドーソン、
レイフ・ファインズ、ザック・ガリフィナーキ(声優)

週末興業成績/総売上:   1,921万ドル/13,321万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 4,057館/3週間
 
3位:
この映画のオフィシャル・サイト
"John Wick: Chapter Two"(ライオンズゲート/
サミット)
映画評はここをクリックして下さい                     アクション
キアヌ・リーヴス、コモン、
ローレンス・フィッシュバーン、ジョン・レグイザモ、
イアン・マクシェーン、ブリジット・モイナハン主演

週末興業成績/総売上:    936万ドル/7,477万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 2,954館/3週間
 
4位:
この映画のオフィシャル・サイト
"The Great Wall"(ユニバーサル)      アクション
マット・デイモン、ウィレム・デフォー、
ペドロ・パスカル主演

週末興業成績/総売上:    913万ドル/3,483万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 3,328館/2週間
 
5位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Fifty Shades Darker"(ユニバーサル)   ロマンス
ダコタ・ジョンソン、ジェイミー・ドーナン、
キム・ベイシンガー、ルーク・グライムス主演

週末興業成績/総売上:    779万ドル/10,373万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 3,216館/3週間
 
6位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Fist Fight"(ワーナーブラザーズ/ニューライン)
アイス・キューブ、チャーリー・デイ、      コメディー
トレイシー・モーガン、ディーン・ノリス主演

週末興業成績/総売上:    657万ドル/2,345万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 3,185館/2週間
 
7位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Hidden Figures"(20世紀フォックス)     ドラマ
タラジ・P・ヘンソン、オクタヴィア・スペンサー、
ジャネール・モネイ、キルステン・ダンスト、
ジム・パーソンズ、ケヴィン・コスナー主演

週末興業成績/総売上:    581万ドル/15,275万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 2,022館/10週間
 
8位:
この映画のオフィシャル・サイト
"La La Land"(ライオンズゲート/サミット) ミュージカル
ライアン・ゴスリング、エマ・ストーン主演

週末興業成績/総売上:    469万ドル/14,095万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 1,733館/12週間
 
9位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Split"(ユニバーサル)             ホラー・スリラー
ジェームズ・マカヴォイ、アニャ・テイラー=ジョイ、
ベティ・バックリー、ジェシカ・スーラ主演

週末興業成績/総売上:    410万ドル/13,082万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 1,901館/6週間
 
10位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Lion"(ワインスタイン)             ドラマ
邦題: 「LION/ライオン 〜25年目のただいま〜
ニコール・キッドマン、ルーニー・マーラ、
デヴ・パテル、デヴィッド・ウェンハム主演

週末興業成績/総売上:    383万ドル/4,284万ドル
劇場数/現在までの上映期間:  1,802館/14週間



お先に失礼!

日本公開に先がけ、「ハリウッド最前線」
がお届けする、いま話題の映画レポート


 
John Wick: Chapter Two
ジョン・ウィック:チャプター2

画像による索引
映画館を出る時、ウキウキするような映画、たとえばかつてのヤクザ映画を思い出してほしい。映画を観終わった観客は、あたかも自分が高倉健か菅原文太になったかのごとく歩き方まで変わったものだ。この「ジョン・ウィック:チャプター2」は半世紀振りでそんな「ノリ」を思い出させてくれた。そもそも1作目の「ジョン・ウィック(2014年)」が予想外のヒットとなったことで本作は製作されたという経緯があり、それも軽く1作目の興行成績を更新している。内容は1作目より大胆で、より暴力的ないっぽう、驚くほど陽気なユーモアが感じられたり、なかなかの仕上がりだ。そして、なんといってもアクション・スターとしてのキアヌ・リーヴスの復帰が嬉しい。1作目をご覧になった方はご存知のとおり、リーヴスが演じるウィックは引退した殺し屋である。しかし、腕は鈍っていないどころか、いざという時の備えも万全だ。そのウィックが愛車マスタングを盗まれるのみならず、今は亡き最愛の女性ヘレン(ブリジッド・モイナハン)がプレゼントしてくれた仔犬まで殺されてしまう。愛車を盗むため愛犬まで殺したロシアン・マフィアの息子と、彼の父親へ立ち向かうウィックは、マフィア親子ばかりか相手の巨大な組織を壊滅させて前作が幕を閉じ、その直後から本作は始まる。まだ、前作の緊張が残ったまま玄関先に立ったウィックは、来客サンティノ・デ・アントニオ(リッカルド・スカマルチョ)と顔を合わす。アントニオが申し出たのは、何年か前、ウィックが殺し屋から引退した時の誓いを果たせ・・・・・・最初は躊躇したウィックも、家を爆破されたりで選択の余地がないと知る。ただ、デ・アントニオの申し出を受け入れるということは、彼がもっとも望んでいる平和な生活とかけ離れた状況を受け入れなくてはならない。じっさい、ウィックが殺すはずの相手カシナ(コモン)からデ・アントニオの部下アレス(ルビー・ローズ)まであらゆる敵がウィックを狙い始める。これ以上のストーリーは映画を観ていただくとして、前作同様チャド・スタエルスキがメガホンを取り、キャストも前作で「コンチネンタル・ホテル」の支配人ウィンストン役のイアン・マクシェーンや、盗難車を解体する店のオーナー、オーレリオ役のジョン・レグイザモが続投している他、「マトリックス・シリーズ」でリーヴスと共演したローレンス・フッシュバーンらも登場する。本作を観ると、主役兼プロデューサーを務めるリーブスが3作目の製作も考えているのは当然だろう。



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(2017年3月)

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