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ハリウッド・ベスト10

(2017年2月)



1位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Split"(ユニバーサル)             ホラー・スリラー
ジェームズ・マカヴォイ、アニャ・テイラー=ジョイ、
ベティ・バックリー、ジェシカ・スーラ主演

週末興業成績/総売上:   2,566万ドル/7,739万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 3,199館/2週間
 
2位:
この映画のオフィシャル・サイト
"A Dog's Purpose"(ユニバーサル)     ドラマ
ペギー・リプトン、デニス・クエイド、
ブリット・ロバートソン主演

週末興業成績/総売上:   1,822万ドル/1,822万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 3,059館/1週間
 
3位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Hidden Figures"(20世紀フォックス)     ドラマ
タラジ・P・ヘンソン、オクタヴィア・スペンサー、
ジャネール・モネイ、キルステン・ダンスト、
ジム・パーソンズ、ケヴィン・コスナー主演

週末興業成績/総売上:   1,400万ドル/10,402万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 3,351館/6週間
 
4位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Resident Evil: The Final Chapter"(ソニー/スクリーン・
ジェムズ)
映画評はここをクリックして下さい                     SF
邦題: 「バイオハザード:ザ・ファイナル
ミラ・ジョヴォヴィッチ、アリ・ラーター主演

週末興業成績/総売上:   1,360万ドル/1,360万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 3,104館/1週間
 
5位:
この映画のオフィシャル・サイト
"La La Land"(ライオンズゲート/サミット)  ミュージカル
ライアン・ゴスリング、エマ・ストーン主演

週末興業成績/総売上:   1,223万ドル/10,669万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 3,136館/8週間
 
6位:
この映画のオフィシャル・サイト
"xXx: The Return of Xander Cage"(パラマウント)
邦題: 「XXX<トリプルX> 再起動      アクション
ヴィン・ディーゼル、ドニー・イェン、
サムエル・L・ジャクソン、ディーピカー・パードゥコーン、
トニ・コレット、トニー・ジャー主演

週末興業成績/総売上:    860万ドル/3,384万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 3,651館/2週間
 
7位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Sing"(ユニバーサル)             アニメ
マシュー・マコノヒー、リース・ウィザースプーン、
セス・マクファーレン、スカーレット・ヨハンソン、
ジョン・C・ライリー、タロン・エジャトン(声優)

週末興業成績/総売上:    641万ドル/25,760万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 2,702館/6週間
 
8位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Rogue One: A Star Wars Story"(ブエナビスタ)映画評はここをクリックして下さい
フェリシティー・ジョーンズ、マッツ・ミケルセン、
ベン・メンデルソーン、アラン・テユディック、 SF
ドニー・イエン、フォレスト・ウィテカー主演

週末興業成績/総売上:    527万ドル/52,020万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 2,049館/7週間
 
9位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Monster Trucks"(パラマウント)       アクション・コメディー
ルーカス・ティル、ジェーン・レヴィ、
バリー・ペッパー、ロブ・ロウ、
ダニー・グローヴァー、アミー・ライアン主演

週末興業成績/総売上:    418万ドル/2,821万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 2,496館/3週間
 
10位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Gold"(ワインスタイン)             アドベンチャー
マシュー・マコノヒー、エドガー・ラミレス、
ブライス・ダラス・ハワード、トビー・ケベル主演

週末興業成績/総売上:    347万ドル/347万ドル
劇場数/現在までの上映期間:  2,166館/1週間



お先に失礼!

日本公開に先がけ、「ハリウッド最前線」
がお届けする、いま話題の映画レポート


 
Resident Evil: The Final Chapter
バイオハザード:ザ・ファイナル

画像による索引
普通、ハリウッド映画といえば日本ではアメリカより3ケ月ほど遅れて公開される。ブロックバスター作などで日米同時公開も時たまあるが、それらのケースは希だ。そんな中で日本が1ケ月以上先行して封切られた「バイオハザード:ザ・ファイナル」、ソニーはよほど日本での興行へ期待をかけたのだろう。2002年の「バイオハザード」以来、シリーズ6作目で完結篇となる本作は、シリーズ全作のプロデューサーであるポール・W・S・アンダーソンが前作「バイオハザードX:リトリビューション」に引き続き監督も務めており(監督兼任は1、4、5とこの6作目)、完結篇らしく上手くまとまっている。ただ、バイオハザード・ファンやミラ・ジョヴォヴィッチ・ファンが満足しても、一般の映画ファンへどこまでアピールするかはわからない。ある意味でこのシリーズの伝統といえそうだ。例のごとくジョヴォヴィッチのナレーションで物語が進行してゆくパターンは変わらず、人類最後の希望となったアリス(ジョヴォヴィッチ)と宿敵アンブレラ社が仕掛けるアンデッドとの最後のバトルというだけあって、そのナレーションは改めて物語の背景をわかりやすく説明してくれる。そして、早々と彼女の前に立ち塞がるのが宿敵アルバート・ウェスカー(ショーン・ロバーツ)だ。続いて倒さなくてはならないのが人工頭脳(A・I)レッド・クイーン(エヴァー・アンダーソン/アンダーソン監督とジョヴォヴィッチの実の娘)だが、レッド・クイーンはアリスへ48時間後に人類が滅びると告げ、彼女を助けようとする。地上は宿敵アンブレラ社が放った膨大な数のアンデッドが占領する中、アリスはTウィルスに汚染されていない残る人類4,500人を助けるべくラクーン・シティへ戻り、生還した仲間クレア(アリ・ラーター)らと合流し、アンブレラ社の心臓部である地下研究所ハイブを潰そうとするのだが・・・・・・さて、本作を観て一つ疑問に思ったのは、アリスと合流するクレアの仲間数人の1人コバルト役を日本のモデル、ローラが演じている。ほとんど台詞(せりふ)らしい台詞(せりふ)はなく、登場したかと思えばすぐ殺されてしまう。それが最後の字幕では、そこそこの大きさでクレジットされているのだ。アメリカより1ケ月以上早い日本の公開日同様、これもソニーが手を回したのではないだろうか? お馴染みのローラが出ているといえば、日本人は親近感を覚える。しかし、ほとんど台詞(せりふ)がなく、登場してすぐ殺される役で「ハリウッド進出」と騒ぐ日本のメディアは逆効果のような気がしないでもない。そこが、ちょっと残念だ。



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(2017年2月)

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