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ハリウッド・ベスト10

(2016年8月)



1位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Jason Bourne"(ユニバーサル)映画評はここをクリックして下さい      アクション
マット・デイモン、トミー・リー・ジョーンズ、
ジュリア・スタイルズ、ヴァンサン・カッセル主演

週末興業成績/総売上:   5,922万ドル/5,922万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 4,026館/1週間
 
2位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Star Trek Beyond"(パラマウント)      SF
クリス・パイン、ザカリー・クイント、
ゾーイ・サルダナ、サイモン・ペッグ、
カール・アーバン、イドリス・エルバ主演

週末興業成績/総売上:   2,475万ドル/10,647万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 3,928館/2週間
 
3位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Bad Moms"(STX)                コメディー
ミラ・クニス、クリステン・ベル、
クリスティナ・アップルゲイト主演

週末興業成績/総売上:   2,382万ドル/2,382万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 3,215館/1週間
 
4位:
この映画のオフィシャル・サイト
"The Secret Life of Pets"(ユニバーサル) アニメ
邦題: 「ペット
ルイス・C・K、エリック・ストーンストリート、
ケヴィン・ハート、ダナ・カーヴィ(声優)

週末興業成績/総売上:   1,892万ドル/29,688万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 3,677館/4週間
 
5位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Ice Age: Collision Course"(20世紀フォックス)
邦題: 「アイス・エイジ5             アニメ
レイ・ノマノ、デニス・リアリー、
ジョン・レグイザモ、クイーン・ラティファ、
ジェニファー・ロペス(声優)

週末興業成績/総売上:   1,099万ドル/4,260万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 3,997館/2週間
 
6位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Lights Out"(ワーナーブラザーズ/ニューライン)
邦題: 「ライト/オフ               ホラー
テレサ・パーマー、ビリー・バーク、
マリア・ベロ主演

週末興業成績/総売上:   1,080万ドル/4,287万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 2,835館/2週間
 
7位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Ghostbusters"(ソニー)            コメディー
メリッサ・マッカシー、クリステン・ウィグ、
ケイト・マッキノン、レスリー・ジョーンズ、
クリス・ネムズワース主演

週末興業成績/総売上:   1,013万ドル/10,650万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 3,052館/3週間
 
8位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Nerve"(ライオンズゲート)           スリラー
デイヴ・フランコ、エマ・ロバーツ主演

週末興業成績/総売上:    945万ドル/1,550万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 2,538館/1週間
 
9位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Finding Dory"(ブエナビスタ)          アニメ
エレン・デジェネレス、アルバート・ブルックス、
エド・オニール、タイ・バーレル、
ダイアン・キートン、ユージン・レヴィ(声優)

週末興業成績/総売上:    432万ドル/46,912万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 1.733館/7週間
 
10位:
この映画のオフィシャル・サイト
"The Legend of Tarzan"(ワーナーブラザーズ)
邦題: 「ターザン REBORN            アクション
アレキサンダー・スカルスガルド、サミュエル・L・ジャクソン、
マーゴット・ロビー、クリストフ・ヴァルツ主演

週末興業成績/総売上:    247万ドル/12,192万ドル
劇場数/現在までの上映期間:  1,503館/5週間



お先に失礼!

日本公開に先がけ、「ハリウッド最前線」
がお届けする、いま話題の映画レポート


 
Jason Bourne
ジェイソン・ボーン

画像による索引
シリーズとして5作目の「ジェイソン・ボーン」だが、前作「ボーン・レガシー(2012年)」はジェレミー・レナーが主演で、彼の演じる主人公アーロン・クロスはジェイソン・ボーンと同じくCIAの極秘計画「トレッドストーン作戦」が生み出した別の暗殺者(エージェント)であった。したがって、マット・デイモンがボーン役を演じるのは今作で4作目となる。また、最初の3作がロバート・ラドラムの原作であったのに対し、ラドラムを受け継いだエリック・ラストベーダーの4作目「ボーン・レガシー」はタイトルだけが使われたものの、中身はまったく違う。続く本作もタイトルがこれまでの「ボーン・×××」のパターンでなく、「ジェイソン・ボーン」というだけでラドラムやラストベーダーの原作とは関係ないとわかる。共演者もCIAの元同僚役でジュリア・スタイルズが続投する他、トミー・リー・ジョーンズ、アリシア・ヴィキャンデル、ヴァンサン・カッセルら、まったく新しい顔ぶれだ。ストーリーは、ひっそりと暮らしていたボーン(デイモン)の前に、CIAの同僚だったニッキー・パーソンズ(スタイルズ)が姿を現わす。彼女はCIAが世界中を監視操作するための極秘プログラムを立ち上げたこと、そしてボーンの過去にまつわるある真実を告げる。これをきっかけとして、再び動き始めたボーンの追跡を任されたCIAエージェントのヘザー・リー(ヴィキャンデル)は、彼を組織へ取り込もうとするが・・・・・・「ボーン・アルティメイタム(2007年)」以来9年を経てボーン役を演じるデイモンは、9年前の時点で脚本が面白く時代に即した内容でない限りこのシリーズへはもう出ないと明言していただけあって、監督でもあるポール・グリーングラスと彼のパートナー、クリストファー・ラウズの書いた脚本はよく出来ている。CIAが世界中を監視操作するというコンセプトも、もはやSFというより現実の世界だ。また、グリーングラスは撮影のバリー・アクロイド、プロダクション・デザイナーのポール・カービー、音楽のジョン・パウエルといった気心の知れた自らのチームを起用していることが、今作の仕上がりへ貢献しているのは間違いない。ちなみに、派手なスタントもこのシリーズで欠かせないが、今作はラスベガスの大通りで1週間がかりで撮ったシーンが見せ場となっている。



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