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ハリウッド・ベスト10

(2016年7月)



1位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Finding Dory"(ブエナビスタ)          アニメ
エレン・デジェネレス、アルバート・ブルックス、
エド・オニール、タイ・バーレル、
ダイアン・キートン、ユージン・レヴィ(声優)

週末興業成績/総売上:   7,296万ドル/28,628万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 4,305館/2週間
 
2位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Independence Day: Resurgence"(20世紀フォックス)映画評はここをクリックして下さい
リアム・ヘムズワース、ジェフ・ゴールドブラム、SF
ブル・プルマン、ジャド・ハーシュ主演

週末興業成績/総売上:   4,104万ドル/4,104万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 4,130館/1週間
 
3位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Central Intelligence"(ワーナーブラザーズ/ニューライン)
ドウェイン・ジョンソン、ケヴィン・ハート、    コメディー
エイミー・ライアン、アーロン・ポール主演

週末興業成績/総売上:   1,824万ドル/6,917万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 3,508館/2週間
 
4位:
この映画のオフィシャル・サイト
"The Shallows"(ソニー)             ホラー
邦題: 「ロスト・バケーション
ブレイク・ライヴリー、オスカー・ハエナダ、
セドナ・レジー主演

週末興業成績/総売上:   1,680万ドル/1,680万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 2,962館/1週間
 
5位:
この映画のオフィシャル・サイト
"The Conjuring 2"(ワーナーブラザーズ/ニューライン)
邦題: 「死霊館2                 ホラー
ヴェラ・ファーミガ、フランシス・オコーナー、
パトリック・ウィルソン主演

週末興業成績/総売上:    770万ドル/8,690万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 3,033館/3週間
 
6位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Free State of Jones"(STX)         アクション
マシュー・マコノヒー、ググ・ンバータ=ロー、
ケリー・ラッセル主演

週末興業成績/総売上:    757万ドル/757万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 2,815館/1週間
 
7位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Now You See Me 2"(ライオンズゲート/スミット)
邦題: 「グランド・イリュージョン 見破られたトリック
マーク・ラファロ、ウディ・ハレルソン、     スリラー
ジェシー・アイゼンバーグ、デイヴ・フランコ、
モーガン・フリーマン、マイケル・ケイン主演

週末興業成績/総売上:    559万ドル/5,200万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 2,745館/3週間
 
8位:
この映画のオフィシャル・サイト
"X-Men: Apocalypse"(20世紀フォックス)映画評はここをクリックして下さい
ローズ・バーン、マイケル・ファスベンダー、  アクション
ニコラス・ホルト、オスカー・アイザック、
ジェニファー・ローレンス、ジェームズ・マカヴォイ主演

週末興業成績/総売上:    249万ドル/15,114万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 1,679館/5週間
 
9位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Teenage Mutant Ninja Turtles: Out of the Shadows"
(パラマウント)
                  アクション
邦題: 「ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影
<シャドウズ>

ミーガン・フォックス、ウィル・アーネット、
ローラ・リニー、テイラー・ペニー主演

週末興業成績/総売上:    246万ドル/7,718万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 1.947館/4週間
 
10位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Warcraft"(ユニバーサル)           ファンタジー
ベン・フォスター、ポーラ・パットン、
ドミニク・クーパー、トビー・ケベル主演

週末興業成績/総売上:    225万ドル/4,400万ドル
劇場数/現在までの上映期間:  1,952館/3週間



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日本公開に先がけ、「ハリウッド最前線」
がお届けする、いま話題の映画レポート


 
Independence Day: Resurgence
インデペンデンス・デイ:リサージェンス

画像による索引
20年振りで公開されたこの続編は、劇中でも20年を経て再びエイリアンが地球を攻撃するという設定だ。1作目から続投する監督のローランド・エメリッヒは、必要な要素をすべて詰め込みながら、なぜか1作目の魅力がそこにはない。直径3,000マイル(4,800キロ→東京大阪間を4往復する距離)で独自の重力場を持つ宇宙船が現われ、再びパニック状態の地球。新旧入り交じった登場人物は必死で地球を防衛しようとするものの、20年前に得た宇宙人の技術を活かして作り上げた防衛網が機能せず、さらなる進化を遂げた宇宙人の前で地球人は追い込まれてゆく。20年前の戦いがトラウマとなったビル・プルマン演じる元大統領トーマス・ホイットモアは、マイカ・モンロー演じる娘のことを心配しているが、再びエイリアンとの戦いに挑むスピーチのチャンスを持つ。またブレント・スピナー演じるアリア51の科学者ブラキッシュ・オークンは、1作目より重要な役割を担う。今回、ウォル・スミスが降板したため、彼の演じるスティーヴン・ヒラー大尉はテスト飛行中の事故で亡くなったという設定になっており、変わってジェシー・アッシャー演じる息子のディランが登場する。そして、そのライバルのパイロット、ジェイク・モリソンとして今回はリアム・ヘムズワースが活躍するものの、スミスの存在感と比べれば2人合わせても敵わない。今回のキャスティングでは無駄な女性の使い方が多く、中でも目立つのはセラ・ワード演じるランフォード大統領だ。ジェフ・ゴールドブラム演じるデヴィッド・レヴィンソンも前作と比べて冴えない。1作目で、もともと普通のケーブル技師だった彼が地球を救うヒーローとなり、この続編ではいわば地球防衛軍の指揮官となりながら、1作目のような存在感を発揮できないでいる。ジャド・ハーシュ演じる父親との心温まるシーンがあることはあるが・・・・・・とにかく、今回はオリジナルよりスケールアップしているようで何かが欠けている。ただ、特撮とかはじゅうぶん凄いし、下手な映画を観るぐらいなら本作をお薦めしたい。



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