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ハリウッド・ベスト10

(2017年9月)



1位:
この映画のオフィシャル・サイト
"The Hitman's Bodygurd"(ライオンズゲート/
サミット)
映画評はここをクリックして下さい                      アクション
ライアン・レイノルズ、サミュエル・L・ジャクソン、
セルマ・ハエック、ゲイリー・オールドマン主演

週末興業成績/総売上:   1,026万ドル/3,983万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 3,377館/2週間
 
2位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Annabelle: Creation"(ワーナーブラザーズ/
ニューライン)
                    ホラー
ミランダ・オット、アンソニー・ラパグリア主演

週末興業成績/総売上:    768万ドル/7,821万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 3,565館/3週間
 
3位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Leap!"(ワインスタイン)             アニメ
邦題: 「フェリシーと夢のトウシューズ
エル・ファニング、ケイト・マッキノン(声優)

週末興業成績/総売上:    473万ドル/473万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 2,575館/1週間
 
4位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Wind River"(ワインスタイン)          ドラマ
ジェレミー・レナー、エリザベス・オルセン、
ジョン・バーンサル主演

週末興業成績/総売上:    460万ドル/1,003万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 2,095館/4週間
 
5位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Logan Lucky"(ブリーカー・ストリート)    アクション
ダニエル・クレイグ、チャニング・テイタム、
アダム・ドライヴァー、キャサリン・ウォーターストン、
セバスチャン・スタン、ヒラリー・スワンク、
セス・マクファーレン、ケイティ・ホームズ主演

週末興業成績/総売上:    424万ドル/1,491万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 3,031館/2週間
 
6位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Dunkirk"(ワーナーブラザ−ズ)        アクション
マーク・ライランス、ケネス・ブラナー、
トム・ハーディー、キリアン・マーフィ主演

週末興業成績/総売上:    395万ドル/17,248万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 2,774館/6週間
 
7位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Spider-Man: Homecoming"(ソニー)     アクション
トム・ホランド、マリサ・トメイ、
ロバート・ダウニー・Jr、トニー・レヴォロリ、
ドナルド・グローヴァー、マイケル・キートン主演

週末興業成績/総売上:    282万ドル/31,894万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 2,122館/8週間
 
8位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Birth of the Dragon"(BHティルト)      アクション
フィリップ・ウ、ビリー・マグヌッセン、
テリー・チェン、ロン・ユアン主演

週末興業成績/総売上:    270万ドル/270万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 1,618館/1週間
 
9位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Mayweather vs. McGregor"(ファソム)    ドキュメンタリー
フロイド・メイウェザー、コナー・マクグレガー主演

週末興業成績/総売上:    262万ドル/262万ドル
劇場数/現在までの上映期間:  532館/1週間
 
10位:
この映画のオフィシャル・サイト
"The Emoji Movie"(ソニー)           アニメ
ジェイク・T・オースティン、ジェニファー・クーリッジ、
マーヤ・ルドルフ、パトリック・スチュワート(声優)

週末興業成績/総売上:    251万ドル/7,659万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 2,374館/5週間



お先に失礼!

日本公開に先がけ、「ハリウッド最前線」
がお届けする、いま話題の映画レポート


 
The Hitman's Bodyguard
ヒットマンズ・ボディーガード

画像による索引
最近は「デッドプール(2016年)」が好調だったライアン・レイノルズ、本作ではドジなところもあるけれど憎めないボディーガード、マイケル・ブライス役を演じている。日本人の武器商人、黒沢(ツワユキ早乙女)の護衛を担当したブライスが任務を遂行し終える矢先、黒沢は暗殺され、それが原因でブライスは一線を退く。そして2年後、国際司法裁判所で裁かれることになっていたベルラーシの独裁者ヴラディスラフ・ディコビッチ(ゲイリー・オールドマン)が、彼の有罪を立証できる人間を片っ端から殺したため、残る証人はダリウス・キンケイド(サミュエル・L・ジャクソン)ただ1人であった。その凄腕の殺し屋として知られるキンケイドが、妻ソニア(サルマ・ハエック)の釈放と引き替えにディコビッチを有罪とすべく証言することへ同意する。そこで、インターポールはブライスのかつての彼女であったアメリア・ルーセル(エロディ・ユン)をキンケイド護送チームのリーダーとして任命するが、護送部隊がディコビッチの息のかかった者たちによって襲撃され、キンケイドとルーセル以外は全員殺されてしまう。結果、ルーセルから協力を要請されたブライスが、今度は汚名返上への協力を交換条件としてキンケイドのボディーガードを引き受ける。ただ、インターポール内部に内通者がおり、追っ手の殺し屋は執拗な追跡を続けるが、ブライスとキンケイドも、そう簡単にやられやしない。逃走を続けるうち、ふとキンケイドはブライスへ2年前の出来事を漏らすのだが・・・・・・トム・オコーナーの脚本は2011年度の「ブラックリスト(映画化されていない有望な脚本賞)」入りするほどの高評価を得ていた。その時点でシリアスなドラマであったオコーナーの脚本がコメディタッチに書き直されたのは、製作の「スカイダンス・プロダクション」の意向である。コンセプトとしてオコーナーが狙っているのは「ガントレット(1977年)」、「48時間(1983年)」、「ミッドナイト・ラン(1988年)」、「Mr.&Mrs.スミス(2005年)」といった作品と共通するといえるだろう。やはりライアン・レイノルズとサミュエル・L・ジャクソンの2人が、この映画の決め手となっており、2人を活かす意味では監督のパトリック・ヒューズ(「エクスペンダブルズ3 ワールドミッション」)がいい仕事をしている。



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