お先に失礼!
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ハリウッド・ベスト10

(2018年10月)



1位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Night School"(ユニバーサル)        コメディー
ケヴィン・ハート、ティファニー・ハディッシュ、
ロブ・リグル、ローマニー・マルコ主演

週末興業成績/総売上:   2,726万ドル/2,726万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 3,010館/1週間
 
2位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Smallfoot"(ワーナーブラザーズ)      アニメ
チャニング・テイタム、ジェームズ・コーデン、
ゼンデイヤ、コモン(声優)

週末興業成績/総売上:   2,305万ドル/2,305万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 4,131館/1週間
 
3位:
この映画のオフィシャル・サイト
"The House With A Clock In Its Walls"
(ユニバーサル)
                 ファンタジー
ジャック・ブラック、ケイト・ブランシェット、
コリーン・キャンプ、カイル・マクラクラン主演

週末興業成績/総売上:   1,261万ドル/4,486万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 3,592館/2週間
 
4位:
この映画のオフィシャル・サイト
"A Simple Favor"(ライオンズゲート)    スリラー
アナ・ケンドリック、ブレイク・ライヴリー、
ヘンリー・ゴールディング主演

週末興業成績/総売上:    654万ドル/4,301万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 3,073館/3週間
 
5位:
この映画のオフィシャル・サイト
"The Nun"(ワーナーブラザーズ/ニューライン)
邦題: 「死霊館のシスター           ホラー
ベックス・テイラー・クラウス、エイミー・フォーサイス、
レイン・エドワーズ、トニー・トッド主演

週末興業成績/総売上:    543万ドル/10,901万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 3,331館/4週間
 
6位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Hell Fest"(ライオンズゲート)         ホラー・スリラー
ユアン・マクレガー、ヘイリー・アトウェル、
ブロンテ・カーマイケル、マーク・ゲイティス主演

週末興業成績/総売上:    513万ドル/513万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 2,297館/1週間
 
7位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Crazy Rich Asians"(ワーナーブラザーズ)ロマンチック・コメディー
邦題: 「クレイジー・リッチ!
コンスタンス・ウー、ヘンリー・ゴールディング、
ミシェル・ヨー、アウクワフィナ主演

週末興業成績/総売上:    410万ドル/16,563万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 2,347館/7週間
 
8位:
この映画のオフィシャル・サイト
"The Predator"(20世紀フォックス)      SFアクション
イヴォンヌ・ストラホフスキー、オリヴィア・マン、
ジェイコブ・トレンブレイ、スターリング・K・ブラウン、
トーマス・ジェーン、ボイド・ホルブルック主演

週末興業成績/総売上:    386万ドル/4,780万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 2,926館/3週間
 
9位:
この映画のオフィシャル・サイト
"White Boy Rick"(スタジオ8)         クライム・ドラマ
マシュー・マコノヒー、ジェニファー・ジェイソン・リー、
ベル・パウリー、ロリー・コクレーン主演

週末興業成績/総売上:    240万ドル/2,173万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 2,017館/3週間
 
10位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Peppermint"(STX)               アクション・スリラー
邦題: 「ライリー・ノース 復讐の女神
ジェニファー・ガーナー、ジョン・ギャラガー・Jr主演

週末興業成績/総売上:    177万ドル/3,352万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 2,002館/4週間



お先に失礼!

日本公開に先がけ、「ハリウッド最前線」
がお届けする、いま話題の映画レポート


 
Johnny English Strikes Again
ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲

画像による索引
「ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬(2011年)」に続くシリーズ通算3作目となる本作は、監督をデヴィッド・カー、脚本をウィリアム・デイヴィスが担当し、主演はいうまでもなくイギリスの人気TV番組「Mr.ビーン(1990年〜1995年)」のローワン・アトキンソンだ。イギリスの諜報機関MI7がサイバー攻撃を受け、エージェントたちの情報が漏洩してしまう。その時、エマ・トンプソン演じるイギリス首相は彼女の最初のG12サミットを開催する準備をしているいっぽう、ジョニー・イングリッシュ(アトキンソン)は引退して中学生へスパイ・テクニックを教えていた。MI7が事態を解決するためそんなイングリッシュを呼び戻し、サイバー攻撃を行ったハッカーの捜査を指示する。こうして幕を開ける「アナログの逆襲」だが、同じジャンルのマイク・マイヤーズ主演作「オースティン・パワーズ・シリーズ」やレスリー・ニールセン主演作「裸の銃シリーズ」、そしてピーター・セラーズ主演作「ピンク・パンサー・シリーズ」等と比べると、やや見劣りする感は否めない。じっさい、アトキンソンは本作でセラーズ演じるクルーゾー警部のパターンを再現しているシーンがある。イングリッシュはウェイターのふりをしなければならず、とても変なフランス語アクセントの英語を話すのだ。そんな本作を観ていると、どうしてもMr.ビーンが脳裏へ浮かぶ。やはり喜劇としては、スパイの宿命を背負ったイングリッシュより、何をしても自由なMr.ビーンのほうが面白い。2003年に封切られたオリジナルの「ジョニー・イングリッシュ」は米国内で2,801万ドル(約31億円)の興行成績をあげながら、2作目の「気休めの報酬」が831万ドル(約9億円)に留まった。この3作目は、はたしていくらぐらい稼ぐのだろうか? それはさておき、もう少し本作の内容に触れると、イングリッシュはビンテージのアストンマーチンを運転しながら、ヘアピン・カーブがほとんど曲がれない。また、携帯電話を投げ捨てたイングリッシュは、それで悪人が追跡できなくなったため大きな利点だと考える。すべてがこの調子なので、観客の多くは面白いけれど観ていてやや疲れるというのが正直なところだろう。



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