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ハリウッド･ベスト10

(2018年９月)


１位：
この映画のｵﾌｨｼｬﾙ･ｻｲﾄ		 "Crazy Rich Asians"（ワーナーブラザーズ）ロマンチック･コメディー
邦題:　「クレイジー･リッチ！」
コンスタンス･ウー、ヘンリー･ゴールディング、
ミシェル･ヨー、アウクワフィナ主演
週末興業成績／総売上： 　　2,481万ドル／7,662万ドル
劇場数／現在までの上映期間：　3,526館／２週間
 
２位：
この映画のｵﾌｨｼｬﾙ･ｻｲﾄ		 "The Meg"（ワーナーブラザーズ）映画評はここをクリックして下さい　　　　　ＳＦスリラー
邦題:　「MEG ザ･モンスター」
ジェイソン･ステイサム、レー･ビンビン、
ジャシカ･マクナミー主演
週末興業成績／総売上： 　　1,281万ドル／10,508万ドル
劇場数／現在までの上映期間：　4,031館／３週間
 
３位：
この映画のｵﾌｨｼｬﾙ･ｻｲﾄ		 "The Happytime Murder"（ＳＴＸ） 　　　　　　コメディー
メリッサ･マッカーシー、エリザベス･バンクス、
マーヤ･ルドルフ、ジョエル･マクヘイル主演
週末興業成績／総売上： 　　　953万ドル／953万ドル
劇場数／現在までの上映期間：　3,256館／１週間
 
４位：
この映画のｵﾌｨｼｬﾙ･ｻｲﾄ		 "Mission: Impossible - Fallout"（パラマウント）映画評はここをクリックして下さい
トム･クルーズ、ヘンリー･カヴィル、　　　　　　アクション
サイモン･ペッグ、レベッカ･ファーガソン、
ヴィング･レイムス、アンジェラ･バセット主演
週末興業成績／総売上： 　　　809万ドル／19,399万ドル
劇場数／現在までの上映期間：　3,052館／５週間
 
５位：
この映画のｵﾌｨｼｬﾙ･ｻｲﾄ		 "Mile 22"（ＳＴＸ）　　　　　　　　　　　　　　　　　アクション
マーク･ウォールバーグ、イコ･ウワイス、
ロンダ･ラワジー、ジョン･マルコヴィッチ主演
週末興業成績／総売上： 　　　637万ドル／2,551万ドル
劇場数／現在までの上映期間：　3,520館／２週間
 
６位：
この映画のｵﾌｨｼｬﾙ･ｻｲﾄ		 "Disney's Christpher Robin"（ブエナビスタ）ファンタジー
邦題:　「プーと大人になった僕」
ユアン･マクレガー、ヘイリー･アトウェル、
ブロンテ･カーマイケル、マーク･ゲイティス主演
週末興業成績／総売上： 　　　626万ドル／7,755万ドル
劇場数／現在までの上映期間：　3,394館／４週間
 
７位：
この映画のｵﾌｨｼｬﾙ･ｻｲﾄ		 "Alpha"（スタジオ８）　　　　　　　　　　　　　　　アクション･スリラー
コディ･スミット=マクフィー、ナターシャ･マルテ主演
週末興業成績／総売上： 　　　600万ドル／2,056万ドル
劇場数／現在までの上映期間：　2,719館／２週間
 
８位：
この映画のｵﾌｨｼｬﾙ･ｻｲﾄ		 "BlacKkKlansman"（フォーカス）　　　　　　　　ドラマ
ジョン･デヴィッド･ワシントン、アダム･ドライヴァー、
トファー･グレイス、コレイ･ホーキンス主演
週末興業成績／総売上： 　　　510万ドル／3,179万ドル
劇場数／現在までの上映期間：　1,914館／３週間
 
９位：
この映画のｵﾌｨｼｬﾙ･ｻｲﾄ		 "A.X.L."（グローバルロード） 　　　　　　　　　　ファミリー･アドベンチャー
トーマス･ジェーン、ルー･テイラー･プッチ主演
週末興業成績／総売上： 　　　279万ドル／2,541万ドル
劇場数／現在までの上映期間：　1,710館／１週間
 
10位：
この映画のｵﾌｨｼｬﾙ･ｻｲﾄ		 "Slender Man"（ソニー／スクリーンジェム）　ホラー
ダグ･ジョーンズ、ハビエル･ボテット主演
週末興業成績／総売上： 　　　278万ドル／278万ドル
劇場数／現在までの上映期間：　2,065館／３週間


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日本公開に先がけ､｢ハリウッド最前線｣
がお届けする、いま話題の映画レポート

　
The Meg
MEG ザ･モンスター

画像による索引
マリアナ海峡を越える深海が発見され、そこへ潜水艇で踏み入れたところ未知の世界が広がっていた。そこで潜水艇は何者かに襲われ、身動きが取れず救助を求める。襲ったのは古代の地球で恐竜が地上で猛威をふるっていたごとく、海の頂点へ君臨していたといわれる超巨大ザメ｢メガロドン｣･･････この米中合作の｢MEG ザ･モンスター｣は、もともと原作小説の権利を1997年にウォルト･ディズニーが取得し、脚本はトム･ウィーラーが担当した。しかし、彼の脚本が不十分だと判断したディズニーは新たにジェフリー･ボームを起用するが、彼の脚本もウィーラーと同様の理由で却下される。けっきょく1999年まで企画は停滞し、権利は原作者のスティーヴ･アルトンへ返還された。そして2005年、ニューラインが権利を取得、7,500万ドル(約83億円)の製作費を投じてギレルモ･デル･トロのプロデュース、ヤン･デ･ポンの監督、シェーン･サレルノの脚本で2006年夏の全米公開を目指しながら、製作費の関係で取りやめとなるのだ。そういった紆余曲折を経て、2015年ワーナーブラザーズがディーン･ジョーガリスを脚本に迎えて企画を進めてきたのが本作である。監督のジョン･タートルトーブはじめ、製作陣はスピルバーグから多くを学んでいるようだが、大予算の深海スリラーの出来栄えは夏のブロックバスター･シーズンの空白を埋める一作でしかない。メガロドンが真の主人公であることはいうまでもなく、いまだサメが銀幕(シルバー･スクリーン)上で活躍する姿に驚く。そんな絶滅とは程遠いメガロドンとの戦いを引き受ける主人公のレスキュー･ダイバー、ジョナス･テイラーを演じているのがジェイソン･ステイサムだ。もともと飛込競技でイギリス代表チームへ所属していた彼にとって最適の役柄といえよう。Ｂ級役者に囲まれて苦戦しながらも、51歳とは思えない肉体美を披露している。作品としての出来栄えが今いちでもＣＧは大予算だけあって素晴らしく、映画ファンならじゅうぶん楽しめる。ただし、その時間でもっと楽しめることがある確率は高そうだ。

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(2018年９月)

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