お先に失礼!
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ハリウッド・ベスト10

(2018年1月)



1位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Star Wars: The Last Jedi"(ブエナビスタ)映画評はここをクリックして下さい
邦題: 「スター・ウォーズ/最後のジェダイ SF
マーク・ハミル、キャリー・フィッシャー、
アダム・ドライバー、デイジー・リドリー、
ジョン・ボイエガ、オスカー・アイザック主演

週末興業成績/総売上:   5,252万ドル/51,722万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 4,232館/3週間
 
2位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Jumanji: Welcome to the Jungle"(ソニー/
コロンビア)
                    アクション
ドウェイン・ジョンソン、ジャック・ブラック、
ケヴィン・ハート、カレン・ギラン主演

週末興業成績/総売上:   5,005万ドル/16,900万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 3,765館/2週間
 
3位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Pitch Perfect 3"(ユニバーサル)      コメディー
アナ・ケンドリック、レベル・ウィルソン主演

週末興業成績/総売上:   1,681万ドル/6,330万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 3,468館/2週間
 
4位:
この映画のオフィシャル・サイト
"The Greatest Showman"(20世紀フォックス)
ヒュー・ジャックマン、ザック・エフロン、     ミュージカル
ミシェル・ウィリアムズ、レベッカ・ファーガソン主演

週末興業成績/総売上:   1,552万ドル/4,904万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 3,316館/2週間
 
5位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Ferdinand"(20世紀フォックス)        アニメ
ジョン・シナ、ケイト・マッキノン、
デヴィッド・テナント、ボビー・カナヴェイル(声優)

週末興業成績/総売上:   1,139万ドル/5,355万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 3,337館/3週間
 
6位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Coco"(ブエナビスタ)              アニメ
邦題: 「リメンバー・ミー
アンソニー・ゴンザレス、ガエル・ガルシア・ベルナル、
ベンジャミン・ブラット、アラナ・ユーバック(声優)

週末興業成績/総売上:    746万ドル/17,984万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 2,104館/5週間
 
7位:
この映画のオフィシャル・サイト
"All the Money in the World"(トライスター) クライム
ミシェル・ウィリアムズ、クリストファー・プラマー、
マーク・ウォールバーグ、ティモシー・ハットン主演

週末興業成績/総売上:    558万ドル/1,271万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 2,074館/1週間
 
8位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Darkest Hour"(フォーカス・フィーチャーズ) ドラマ
邦題: 「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を
救った男

ゲイリー・オールドマン、ジョン・ハート、
リリー・ジェームズ、ベン・メンデルソーン主演

週末興業成績/総売上:    549万ドル/1,813万ドル
劇場数/現在までの上映期間:  943館/6週間
 
9位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Downsizing"(パラマウント)          コメディー
アレック・ボールドウィン、マット・デイモン、
ニール・パトリック・ハリス、ジェイソン・サダイクス主演

週末興業成績/総売上:    470万ドル/1,716万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 2,664館/2週間
 
10位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Father Figures"(ワーナーブラザーズ)   コメディー
グレン・クロース、エド・ヘルムズ、
J・K・シモンズ、オーウェン・ウィルソン主演

週末興業成績/総売上:    382万ドル/1,289万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 2,902館/2週間



お先に失礼!

日本公開に先がけ、「ハリウッド最前線」
がお届けする、いま話題の映画レポート


 
Star Wars: The Last Jedi
スター・ウォーズ/最後のジェダイ

画像による索引
前作「スター・ウォーズ/フォースの覚醒(2015年)」にとって主な目的は、オリジナル三部作の後、フランチャイズの信仰ともいえる人気を回復させることであった。元の三部作へ敬意を表したJ・J・エイブラムスが創造性は妥協してその点を優先したにもかかわらず、彼の努力が翌年の「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年)」と相まって、本作の監督ライアン・ジョンソンへ新作の設定のための余裕を与えたといえる。欠陥がないわけではないが、ジョンソンはシリーズのお馴染みの要素を取り入れて、「最後のジェダイ」の巧みなスピンで新たな息吹を吹き込んだ。ただ、冒頭からアクション・シーンが続くいっぽう、最後のクライマックスまでは本格的なハイパーエンターテインメント・モードが炸裂するわけではない。戦争で疲労しながらもレイア・オーガナ将軍(キャリー・フィッシャー)は、スノーク最高指導者(アンディ・サーキス)やキャプテン・ファズマ(グェンドリン・クリスティー)といったメロドラマ的なキャラクターを持つファースト・オーダーとの戦いから、レジスタンスの撤退を指揮していた。いっぽう、水の惑星オク=トーでルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)と会ったレイ(デイジー・リドリー)が、レジスタンスを助けるべく彼にフォースの使い方を学びたいと嘆願し、拒否される。しかし最後は折れたルークがトレーニングを始め、レイは秘められたジェダイ能力を発揮し始めると同時、カイロ・レン(アダム・ドライバー)との精神的なつながりを発達させ、それはレイとレンのどちらにとっても意外であった。オリジナル三部作の伝説の3人組レイア、ルーク、ハン・ソロ(ハリソン・フォード)の存在感が強すぎて、前作でのレイ、フィン(ジョン・ボイエガ)、ポー・ダメロン(オスカー・アイザック)はどうしても影が薄かったが、今作ではそこから脱皮しつつある兆候がうかがえる。今作から参加しているのは、誠実なメカニックのローズ・ティコ(ケリー・マリー・トラン)や強大な副提督アミリン・ホルド(ローラ・ダーン)、そして使い捨ての暗黒のキャラクターDJ(ベニチオ・デル・トロ)だ。ちなみに、このDJが登場するカジノ・シーンは不必要と思う観客も少なくないだろう。



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