お先に失礼!
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ハリウッド・ベスト10

(2018年2月)



1位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Maze Runner: The Death Cure"(20世紀フォックス)
ディラン・オブライエン、カヤ・スコデラリオ、  SF
トーマス・サングスター、キー・ホン・リー主演

週末興業成績/総売上:   2,417万ドル/2,417万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 3,787館/1週間
 
2位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Jumanji: Welcome to the Jungle"(ソニー/
コロンビア)
                    アクション
ドウェイン・ジョンソン、ジャック・ブラック、
ケヴィン・ハート、カレン・ギラン主演

週末興業成績/総売上:   1,614万ドル/33,780万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 3,553館/6週間
 
3位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Hostiles"(エンターテインメント・スタジオ) ドラマ
クリスチャン・ベール、ロザムンド・パイク、
ベン・フォスター、ウェス・ステューディー主演

週末興業成績/総売上:   1,011万ドル/1,196万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 2,816館/6週間
 
4位:
この映画のオフィシャル・サイト
"The Greatest Showman"(20世紀フォックス)
ヒュー・ジャックマン、ザック・エフロン、     ミュージカル
ミシェル・ウィリアムズ、レベッカ・ファーガソン主演

週末興業成績/総売上:    955万ドル/12,653万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 2,663館/6週間
 
5位:
この映画のオフィシャル・サイト
"The Post"(20世紀フォックス)         ドラマ
邦題: 「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書
トム・ハンクス、メリル・ストリープ、
サラ・ポールソン、ブラッドレイ・ホワイトフォ=ド主演

週末興業成績/総売上:    911万ドル/5,879万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 2,640館/6週間
 
6位:
この映画のオフィシャル・サイト
"12 Strong"(ワーナーブラザーズ)      戦争ドラマ
エルサ・パタキー、クリス・ヘルムワース、
ロブ・リグル、マイケル・ペーニャ主演

週末興業成績/総売上:    869万ドル/2,981万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 3,018館/2週間
 
7位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Den of Thieves"(STX)            アクション
ジェラルド・バトラー、50セント、
オシェア・ジャクソン、パヌロ・シュレイバー主演

週末興業成績/総売上:    863万ドル/2,978万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 2,432館/2週間
 
8位:
この映画のオフィシャル・サイト
"The Shape of Water"(フォックス・サーチライト)
サリー・ホーキンス、マイケル・シャノン、   ファンタジー
リチャード・ジェンキンス、オクタヴィア・スペンサー主演

週末興業成績/総売上:    592万ドル/3,790万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 1,854館/9週間
 
9位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Paddington 2"(ワーナーブラザーズ)    ファンタジー
ヒュー・グラント、ブレンダン・グリーソン、
ヒュー・ボネヴィル、サリー・ホーキンス主演、
ベン・ウィショー(声優)

週末興業成績/総売上:    567万ドル/3,212万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 2,792館/3週間
 
10位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Padmavati"(ヴィヴァ・ピクチャーズ)     ドラマ
ディーピカー・パーデゥコーン、ランヴィール・スィン、
シャーヒド・カプール、オディティ・ラーオ・ハイダリー主演

週末興業成績/総売上:    443万ドル/494万ドル
劇場数/現在までの上映期間:  324館/1週間



お先に失礼!

日本公開に先がけ、「ハリウッド最前線」
がお届けする、いま話題の映画レポート


 
The Commuter
トレイン・ミッション

画像による索引
スペインの監督ジャウム・コレット=セラの最新作は、リーアム・ニーソン主演の「トレイン・ミッション」だ。ニーソンが演じるマイケル・マッコリーは元警察官で、それまで彼のことを「グッド・ソルジャー」と呼んでいた上司から突如として解雇され、保険外交員となっている。原題が「コミューター(通勤者)」というように、仕事場へは毎日電車で通勤しており、ある日、電車に乗るとジョアンナ(ヴェラ・ファーミガ)と名乗る女性が話しかけてきた。彼女は「この電車が終着駅へ着くまでに、100人の乗客の中に紛れ込んでいる男を発見できたら、あなたへ10万ドル渡す」と言う。引退まであと5年で、息子の大学の授業料を送金しなければならないマッコリーにとって、10万ドルは魅力があった。それでも最初は適当な受け応えをしていた彼だが、状況は緊迫してゆき、とうとう彼女の要求を受けざる得なくなる。図らずも陰謀へ巻き込まれたマッコリーが、自分と乗客の命を救うべく行動を開始し・・・・・・と、ニーソン得意の役柄だ。今回は飛行機でなく通勤電車という違いがあるものの、いったん展開し始めた物語はノンストップで突っ走る。いっぽう、それとコントラストを成すのが冒頭の日常的な描写だろう。コレット=セラ監督は、マッコリーが妻カレン(エリザベス・マクガヴァン)へキスしたりする「中産階級の働く人の朝」を細かく描写してゆく。ジョアンナの登場で、その日常は非日常へと急展開し、マッコリーの葛藤が始まるのだ。自分自身は間違った側にいないだろうか? しかし、家族のことを考えれば後退できない。そんな元警察官の保険外交員を演じるニーソンを一言で言い表せば、現代版チャールズ・ブロンソンである。これまで彼が演じてきた役柄は幅広いが、コレット=セラ監督の作品では、どちらかといえばワンパターンだ。ちなみに、彼ら(コレット=セラ監督とニーソン)がタッグを組むのは本作が4作目となり、これまで「アンノウン(2011年)」、「フライト・ゲーム(2014年)」、「ラン・オールナイト(2015年)」の3作ともヒットしている。



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(2018年2月)

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