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ハリウッド・ベスト10

(2020年1月)



1位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Star Wars: Episode IX - The Rise of Skywalker"
(ディズニー)
映画評はここをクリックして下さい                   SF
邦題: 「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け
キャリー・フィッシャー、マーク・ハミル、
アダム・ドライバー、デイジー・リドリー、
ジョン・ボイエガ、オスカー・アイザック、
アンソニー・ダニエルズ、ビリー・ディー・ウィリアムズ主演

週末興業成績/総売上:  7,239万ドル/36,219万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 4,406館/2週間
 
2位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Jumanji: The Next Level"(ソニー)      アドベンチャー
カレン・ギラン、ドウェイン・ジョンソン、
マディソン・アイズマン、オークワフィナ、
ケヴィン・ハート、ジャック・ブラック主演

週末興業成績/総売上:   3,531万ドル/17,547万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 4,227館/3週間
 
3位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Frozen II"(ディズニー)             アニメ
邦題: 「アナと雪の女王2
イディナ・メンゼル、クリスティン・ベル、
ジョシュ・ギャッド、エヴァン・レイチェル・ウッド(声優)

週末興業成績/総売上:   1,689万ドル/42,168万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 3,265館/6週間
 
4位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Little Women"(ソニー)              ドラマ
邦題: 「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語
チャドウィック・ボーズマン、テイラー・キッチュ、
シエナ・ミラー、J・K・シモンズ主演

週末興業成績/総売上:   1,676万ドル/2,923万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 3,308館/1週間
 
5位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Spies in Disguise"(20世紀フォックス)    アニメ
ウィル・スミス、トム・ホランド、
ベン・メンデルソーン、カレン・ギラン、
ラシダ・ジョーンズ、レイチェル・ブロズナハン(声優)

週末興業成績/総売上:   1,335万ドル/2,224万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 3,502館/1週間
 
6位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Knives Out"(ライオンズゲート)        コメディー
邦題: 「ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密
ダニエル・クレイグ、クリス・エヴァンス、
アナ・デ・アルマス、ジェイミー・リー・カーティス主演

週末興業成績/総売上:    988万ドル/11,031万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 2,022館/5週間
 
7位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Uncut Gems"(A24)               ドラマ
邦題: 「アンカット・ダイヤモンド
アダム・サンドラー、ジュリア・フォックス、
ケヴィン・ガーネット、イディナ・メンゼル、
ジョナサン・アランベイエブ、レイキース・スタンフィールド、主演

週末興業成績/総売上:    958万ドル/2,002万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 2,348館/3週間
 
8位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Cats"(ユニバーサル)              ミュージカル
テイラー・スウィフト、イドリス・エルバ、
ジェームズ・コーデン、ジュディ・デンチ、
ジェニファー・ハドソン、イアン・マッケラン主演

週末興業成績/総売上:    482万ドル/1,781万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 3,380館/2週間
 
9位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Bombshell"(ライオンズゲート)         ドラマ
邦題: 「スキャンダル
シャーリーズ・セロン、ニコール・キッドマン、
マーゴット・ロビー、ジョン・リスゴー主演

週末興業成績/総売上:    482万ドル/1,578万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 1,480館/3週間
 
10位:
この映画のオフィシャル・サイト
"Richard Jewell"(ワーナーブラザーズ)   ドラマ
ポール・ウォルター・ハウザー、サム・ロックウェル、
オリヴィア・ワイルド、キャシー・ベイツ主演

週末興業成績/総売上:    309万ドル/1,616万ドル
劇場数/現在までの上映期間: 2,502館/3週間



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日本公開に先がけ、「ハリウッド最前線」
がお届けする、いま話題の映画レポート


 
Star Wars: Episode IX The Rise of Skywalker
スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け

画像による索引
このスカイウォーカー家最後の「スター・ウォーズ3部作」がJ・J・エイブラムスによってスタートしてから早4年、ジョージ・ルーカスの「新たなる希望(1977年)」からは42年経つ。4年前と同様、再びエイブラムスが監督を務め、彼とクリス・テリオの書いた本作は、批評家やファンから様々な反応の中でデビューした。公開週の興行収益は前2作を下回ったものの、今年最高の(公開週の)収益を記録し、12月公開作の中で歴代3位だ(シリーズ前2作が1位と2位)。本作が好きなファンのいっぽうでは本作が嫌いなファンもおり、また次作が待ちきれないというファンもいる。強いて言えば、この「スカイウォーカーの夜明け」の欠点は、シリーズ作全般へ共通する独創性の欠如だろう。エイブラムスの真面目で正当で壮大な演出が、そつなくまとめてはいるものの、「新たなる希望」が登場した時のような新しさや大胆さ、そして驚きはない。にもかかわらず、エイブラムスが42年間のシリーズをどう締め括るか、スター・ウォーズ・ファンなら確かめないと納得できないだろう。まだ観ていない方もおられると思うので具体的な内容へは触れないが、個人的には納得できるエンディングであった。レイ(デイジー・リドリー)とカイロ・レンことベン・ソロ(アダム・ドライバー)の主人公2人が、市民としての義務と個人的なアイデンティティと戦う本作では、レイの出生の秘密が明らかとなる ――― その経過はちょっと中途半端で、あまり納得できない ――― いっぽう、父親のハン・ソロを否定してダークサイドへ走ったレンが、復活したシスの暗黒卿ダース・シディアスこと旧帝国軍の皇帝パルパティーン(イアン・マクダーミド)の下でシスの統治を続けるうちに生じる葛藤、オリジナル3部作でお馴染みの展開だ。あとは前作「最後のジェダイ(2017年)」で惨事を生き延びたレジスタンスのメンバーが集結する。かつてのレイア姫で今はレイア将軍(キャリー・フィッシャー)が後継者として指定するポー・ダメロン(オスカー・アイザック)やフィン(ジョン・ボイエガ)、およびチューバッカ(ヨーナス・スオタモ)やランド・カルリジアン(ビリー・ディー・ウィリアムズ)、ドロイドのC-3PO(アンソニー・ダニエルズ)やBB-8(ブライアン・ヘーリングとデイブ・チャップマン)等々、9部作の完結編としては設定は申し分ない。もっとも、本作が製作されている時点でディズニーは次の(3部作でなく)3作の製作を発表し、2022年の暮から2年毎の公開が決まっている。早くもそちらへ目を向けているファンも多いことだろう。



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